私たちの事業はスーパーソルガムの種子(F1)の販売がベースです。
単純に種子の供給だけでなく、栽培コンサルティングや製品販売などのバリューチェーンを構築して、 地域に根ざした産業の創成に取り組んでいます。

種子の販売
私たちは遺伝子組換えではない最新の植物改良技術「ゲノム育種」によるスーパーソルガムの種子(F1)の販売をベースとしています。
ゲノム育種とはDNAの情報に基づいて効率よく選抜する育種方法です。
この手法により、これまで達成困難とされてきた形質の改良を短期間で達成することが可能となります。これは、これまで育種家の経験をたよりにしてきた従来育種の壁を打ち破り、極めて効率的・合理 的に優良品種を作出することが可能となる事を意味しています。
私たちはこのスーパーソルガムを東南アジアを中心に、世界各国へ提供していきます。

栽培コンサルティング
スーパーソルガムの栽培作業の受託、圃場の管理、土壌分析、施肥の管理、飼料化作業等の受託、農地への適切な種子の選定・確保など、オールラウンドな栽培のコンサルディングをいたします。
主なビジネスモデル
茎・葉から

第2 世代バイオエタノール
セルロース系バイオマスから製造されるものを第2世代バイオエタノールと呼び、スーパーソルガムはすべてがその原料となります。バイオマス量から換算されるバイオエタノールの生産量は、他に類を見ないレベルです。

サイレージ(乳酸発酵飼料)
収穫したスーパーソルガムに乳酸菌を添加後、嫌気的状態にすることで乳酸発酵を促し、高品質のサイレージが製造できます。また、乳酸菌の摂取によるプロバイオテックス効果も期待できます。

ペレット
糖類を抽出した後の残渣は、発電用の燃料として活用できます。さらに世界的に消費が急増しているバイオマスペレットやバイオガスの原料にすることも可能です。

パーティクルボード
乾性ソルガムの繊維を抽出、その後に圧縮形成します。原料になるまでに、相当の年月を要する木質ボードに比べて、必要量に応じた栽培と再生が行えるので、安定的な原料確保につながります。
搾汁液から
第1 世代バイオエタノール
スーパーソルガムの搾汁液には、糖分が含まれるため、トウモロコシやキャッサバなどの澱粉類からエタノールを製造する場合と比べて、糖化工程が不要で、ローコストで製造可能です。
子実から
鶏用の飼料
スーパーソルガムの中には子実の成分が鶏用の飼料として適切な系統があります。子実利用専用のグレインソルガムと異なり、茎を利用したうえに子実を利用するので土地生産性は非常に高くなります。
緑肥
緑の堆肥
栽培したスーパーソルガムを収穫して他の用途に使用するのではなく、細かくきざみ、そのまま畑にすきこんで、土と一緒に耕すことで、土壌改良剤として活用することができます。