ベトナム南部試験センターレポート

■南部試験センター圃場試験栽培の様子

スーパーソルガム圃場レポートをお送りいたします。
2014年12月4日、ベトナム南部試験センターにおいて多くの品種の中からベトナム南部におけるスーパーソルガムを決定すべく播種を行いました。北半球では、ソルガムが有する日長感受性(多くのソルガムでは短日になると穂が出て生長が止まるという性質)を考慮して通常3月末~4月に播種というのが最適と思われていましたが、本試験栽培においては、土の中でしっかりと根が張った状態で長日(12時間以上の昼の時間3月春分の日から9月秋分の日まで)を迎えた場合、どのような生長を見せるのか?を検証する為に12月に播種が行われました。

2015年7月8日現在、その結果は写真#1~4になります。驚いたことにある系統(仮にスーパーソルガムAとします。)では、3番草(1回の播種で3回めの収穫)でも2.5カ月で約4.5mの生長を記録いたしました。まだ、出穗の兆候(幼穗形成)がないことから、3番草にもかかわらず5m以上生長することが見込まれています。通常時期の播種の場合、3番草の生長は約2m弱ですので、この試験栽培結果は、低緯度地域における栽培サイクルに対する新しい認識を与えるとともに、収穫量の最大化に大きく寄与する可能性があります。

今後も当社は、スーパーソルガムの生産性向上を目指し各国において栽培技術の改良に鋭意取り組んで参る所存です。

◎2015年7月8日現在

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#1.スーパーソルガムAの3番草生長の様子

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#2.スーパーソルガムAの3番草生長の様子

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#3.スーパーソルガムA3番草の草丈測定の様子

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#4.現地法人スタッフとスーパーソルガムAの3番草

◎現地ムービー(2015年7月8日現在)